高下駄の注意点

このページ掲載のすべての下駄は、差し歯なので、乾燥すると歯が抜けることがありますが、不良品ではないのでご安心下さい。 以下を良くお読み下さい。 この様な下駄をお履きになった事があるでしょうか。 こちらを履いているとお解りだと思うのですが、 これらの下駄は下駄の台に『薄歯』を差し込んでいるので、木の性質上乾燥すると歯がゆるくなりぬけそうになることがございます。 送る前に歯が抜けるかどうか確認しておりますが、履いているうちに歯が緩くな ったり抜けてくる場合がございます。 そんなときは、下駄の裏側鼻緒以外を水につけ濡らすと木が膨張し抜けづらくなります。 万が一、歯が抜けた場合は、官製はがきの厚さの紙を台の溝と歯の当たるところに歯と一緒に挿入すると、抜けなくなります。 このとき、当て木をして木槌、または金槌で叩いて打ち付けると抜けなくなりますが、あまり隙間がないのに厚めの紙を挟むと下駄の台にひびが入るおそれがあるのでご注意下さい。