最近では、テレビなどでも取り上げられ、その効果が話題の“シークワーサー”。シークワーサーは沖縄に自生する柑橘系の果物で、カボスやスダチに似ています。味や酸味から「ヒラミレモン」とも言われ、レモンと同じように、焼き魚や鳥のから揚げにかけたりします。沖縄では、刺身にかけたり、ドレッシングにしたりし、泡盛に入れても最高です!
シークワーサーは、パイナップルやマンゴに比べるとまだまだ知名度が低い果物かも知れませんが、沖縄では、さまざまな料理に使用され、欠かせない食材の一つです。
シークワーサーは、レモンよりも加糖が少なく、低カロリーでビタミンCが多く含まれているという特徴があります。また、含まれている栄養素には、ビタミンA、ビタミンC、カロチンに加え、カルシウム、カリウムなどのミネラルも多く含んでいます。最近では、「ノビレチン」や「タンゲレチン」が他の柑橘類より多く含まれていることが分かり、注文を集めています。
ノビレチンとは柑橘系に含まれていることの多いポリメトキシフラボノイドというフラボノイドの一種で、シークワーサー1個のノビレチン含有量は、他の柑橘系に比べて2倍〜12倍です。
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柑橘類に含まれる
ノビレチン含有量
(100g中)
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シークワーサー |
267mg |
ポンカン |
127mg |
かぼす |
89mg |
温州みかん |
24mg |
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